メーデー　(Vappu バップ）　　

5月1日はフィンランドの祝日、春の最大のお祭りの日メーデーです。メーデーというと労働者の祝日と思われますがフィンランドでは学生の祝典の日でもあり(高校生の卒業式)、小さい子からお年寄りまで多くの人々は高校卒業時にかぶるという白い帽子をかぶり、ヘルシンキ市内でもカイヴォプイスト公園やハカニエミのマーケット広場では集会が催されたりパレードをしたりと、とても賑やかでした。

ハカニエミのマーケット広場でのパレードの様子。

街の中心地区カイサニエミから北東へ橋を渡ったところにあるハカニエミ地区は古くからの労働者地区であり、この広場での集会は伝統のあるものだそうです。この地区には労働者会館や労働組合本部、ヘルシンキ市立劇場などがあり、丘の上にカッリオ教会があるのが印象的です。

また、この日からオープンしたリンナンマキ遊園地へ行くと白い帽子をかぶってツナギの作業着を着ている集団が目に付きました。これはヘルシンキ工科大学のユニフォームだそうです。フィンランド全国の大学町でそれぞれ特色あるお祭りが繰り広げられているそうです。

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